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ベーシックな空気射出

ディスペンサーは液剤定量吐出装置とも呼ばれる、液状の材料を決まった分量でターゲットに狙い撃ちできる装置です。
その基本性能を発揮するためには様々な方式が開発されています。そして、その中でも最もベーシックな空気射出を行って液体を塗布できるのが、エアパルス方式と呼ばれる方法です。
エアパルスディスペンサーと呼ばれる機種は、注射器状のシリンジと呼ばれる容器に入れて、その先端に設置されたノズル部分から液体材料を吐出できるように、空気の圧力によって後ろから材料を押し出す構造になっています。
いわば、職人の手先が空気圧に変化したことで、具体的な数値によって射出パワーを管理することができるため、ある材料ならこれだけのパワーでいい、といった計算がディスペンサーを導入することによって簡単に実現します。
実際には押し出す空気の圧力や押し出している時間、そしてノズルのサイズを始めとして吐出する液体材料の量目を管理する要素はたくさんあります。
ですから、ディスペンサーを利用するときには複合的な視点から計算をすることでさらに正確な量目で吐出量をコントロールできます。

性質で変わる方式

ディスペンサーを利用して液状材料を吐出したいときには、吐出する液体材料の性質にも着目して製品選びを行うことが大切です。
液体材料の中には、気温に呼応して粘性が大きく変化するものもあります。そういった材料を塗布したいときには、空気圧だけで量目を図るのでは不十分です。
そこで、シリンジ内に充填した材料が容積から見てどのぐらい減少したかという視点からも吐出量を管理できる、容積計量式ディスペンサーを利用することも検討できます。
このように、材料に合わせて利用するディスペンサーも変わります。実際には、メーカーに問い合わせをして自社ではどのような製品が適しているのかを考えることも大切だといえます。